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【食品表示法lesson】vol.26 包装資材を、より最適にする「ラミネート加工」

📌包装資材をより最適にする「ラミネート加工」


包装資材は、中身の形状や流通方法、保管状況に合わせて適切なフィルムを選ぶ必要があります。しかし、単一のフィルムだけでは強度やバリア性(酸素・湿気などを防ぐ性能)が十分でないことが多いため、複数のフィルムを貼り合わせた「ラミネートフィルム」が広く使用されています

📌ラミネートフィルムの構造

ラミネートフィルムは、複数のフィルムと接着剤を重ねて作られています。

主な構成

ベース層(外側)
強度を確保する
バリア性を持たせる
印刷適性を高める


シーラント層(内側)
熱を加えて密封(ヒートシール)する
内容物と直接接触する
内容物との相性を考慮して選定する必要がある
中間層(補助層)
単独では不足する機能を補う
強度やバリア性能を向上させる
接着剤層
各フィルムを接着し、一体化する

📌ラミネート加工の種類と特徴

① 押し出しラミネート

熱可塑性樹脂を高温で溶かし、薄膜状にして紙やフィルムへ貼り合わせる加工方法です。

特徴
項目評価コスト◎ 安価で大量生産向き生産速度◎ 速い残留溶剤◎ なし接着・シール強度○ 普通小ロット対応△ 工夫が必要② ドライラミネート
フィルム表面に接着剤を塗布し、乾燥させてから熱圧着する加工方法です。

ドライラミネート

特徴
項目評価コスト○生産速度○ 普通残留溶剤× 多い場合がある接着・シール強度◎ 良い小ロット対応○ 可能押し出しラミネートとドライラミネートの使い分け

押し出しラミネートが向いている場合

コストを抑えたい
大量生産したい
食品包装などで残留溶剤を避けたい
ドライラミネートが向いている場合
高い接着強度が必要
品質重視の包装
小ロット生産を行いたい

NEWS
2026年4月から食物アレルギー表示対象品目が追加

義務表示(特定原材料:9品目)

えび
かに
くるみ
小麦
そば


落花生(ピーナッツ)
カシューナッツ(追加)

推奨表示(特定原材料に準ずるもの:20品目)

アーモンド
あわび
いか
いくら
オレンジ
キウイフルーツ
牛肉
ごま
さけ
さば
大豆
鶏肉
バナナ
ピスタチオ(追加)
豚肉
マカダミアナッツ
もも
やまいも
りんご
ゼラチン
(出典:消費者庁「加工食品の食物アレルギー表示ハンドブック」)