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【食品表示法lesson】vol.27 食品の「包装資材」について

📌食品の「包装資材」について

食品包装に使用されるフィルムは、見た目だけでなく、食品の形状・保存方法(常温、冷蔵、冷凍)・流通環境などを考慮して選定する必要があります。

包装資材にはさまざまな材質や機能があり、商品の品質保持や販売促進に大きく関わっています。

📌01 材質の違い

クリア素材
(NY、PET、OPPなど)

特徴
透明度が高い
中身が見えやすい
商品の視認性に優れる
マット素材
(マットOPPなど)マット素材

特徴
半透明で曇りガラスのような質感
高級感を演出できる
落ち着いた印象を与える
紙素材
(レーヨン紙、雲竜紙、不織布など)アル素材

特徴
風合いが豊か
ナチュラル感や高級感を演出できる
デザイン性が高い
アルミ蒸着素材
(アルミ蒸着PET、アルミ蒸着CPPなど)

特徴
遮光性が高い
光による品質劣化や退色を防ぐ
アルミ蒸着とは
アルミを蒸発させ、その蒸気をフィルム表面に付着させて薄い金属膜を形成する加工技術です。

📌主なフィルム素材の特徴

OPP(二軸延伸ポリプロピレン)
透明度が高い
パリッとした質感
防湿性・耐水性に優れる
引っ張り強度が高い

CPP(無延伸ポリプロピレン)
柔らかい
なめらかな手触り
耐摩耗性が高い
耐水性・耐油性に優れる

NY(ナイロン)
酸素を通しにくい
耐熱性が高い
冷凍保存に対応

PET(ポリエチレンテレフタレート)
引張強度が高い
耐熱性が高い
電気絶縁性に優れる

PE(ポリエチレン)
軽量
耐久性が高い
耐寒性に優れる
吸水率が低い

📌02 バリア性の有無

ガスバリア性とは

酸素や水蒸気などの気体を通しにくくする性能のことです。

ガスバリア袋のメリット

脱酸素剤やガス置換と組み合わせることで、

カビの発生防止
酸化防止
品質劣化防止
が可能になります。

非ガスバリア袋の特徴
メリット
コストが安い
向いている商品
すぐに消費される食品
油脂分が少ない食品
※脱酸素剤は使用できません。

📌03 ガスバリア素材の種類

KOPガス袋

特徴
OPPフィルムがベース
透明度が高い
パリッとした見た目
主な用途
フィナンシェ
パウンドケーキ
など

BNYガス袋

特徴
ナイロンフィルムがベース
KOPより透明度は低い
柔らかく強度が高い
主な用途
焼き菓子
コーヒー豆
海苔
など

📌ガス袋の選び方

特に冷凍環境や脱酸素剤を使用する場合は、

BNYガス袋がおすすめ

とされています。

📌比較表から分かること

KOPガス袋

優れている項目
乾燥剤使用
脱酸素剤使用
防湿性
透明度
低コスト

BNYガス袋

優れている項目
冷凍対応
脱酸素剤使用
耐ピンホール性
耐荷重性
強度